中学生の頃、美術の授業で、自分の印鑑を制作する、というものがありました。
加工しやすい石を彫刻刀などで削って作ったのですが、個人的にはかなり楽しかった覚えがあります。
出来上がったら、自分の名前の印鑑が出来上がるわけですからね。
大きさも3cmくらいのものでしたので、使おうと思えば日常生活にも使用可能なのです。
自分で書体を選んで、それを石に写して削っていくわけですが、このときは文字部分を削るタイプのものをつくりました。
やっぱり、文字部分を残すという方法は、素人では難しいみたいですね。
しかもちょっと失敗したら、文字がかけてしまうわけですから、散々なことになってしまいます。
文字を彫っていくときに、彫りすぎない方がいいというアドバイスをもらったの覚えています。
それは、文字を彫りすぎると、その部分がはっきりしすぎてつまらないものになってしまうということでした。 よく、版画をやったときに、彫りすぎると単調なものになってしまう印象がありますが、考え方としてはそれと同じということですね。 出来上がったものはなかなかいい出来で、非常に気に入って使っていました。
フルネームのものだったので、自分で描いた絵などにしるしとしてつけたりすると、なかなか雰囲気が出てよかったです。
書道家さんが最後に印を押すような感じですね。
ちょっとプロになった気分が味わえました。
今は結婚してしまったので、その印鑑の出番はなくなってしまいましたが、今でも大切に持っています。 また機会があれば、新しいものを作ってみたいですね。